長時間のパソコン作業で、肩こりがひどい方お試しください
当院にもデスクワークをしていて、首の痛みや頭痛などを訴えられる方が多く来院していただいています。細かい作業の繰り返しのPC作業では、肩周りはほとんど動いておらず、特定の筋肉が常に緊張している状態が続いているので、筋肉が酸欠状態になって凝り感が生じます。「姿勢」と「適度に動かす」を意識することで肩こりが解消されます。ぜひお試しください。
1、姿勢
パソコン作業時の姿勢が重要です。こんな姿勢になっていませんか?
ほとんどの方がPCを操作している時に、首が前に出た姿勢となります。このような姿勢では、首や背中の筋肉にも負担が掛かり続けます。その結果、肩こりや頭痛、首のヘルニアなどが発症してしまいます。
理想のパソコン作業の姿勢
適切な姿勢で作業をしないと身体にねじれが発生し、筋肉に負担が掛かり続けますので注意してください。理想の姿勢は以下の図を参考にしてください。
また、富士通さんの「3.パソコンを使う時の姿勢」ページに、詳細な説明がありますので参考にしてください。
2、適度に動かす
1時間に1度は、立ち上がり肩や首をグルグルと10回ほどまわすようにして下さい。
血行が改善し、凝り感がやわらぎます。
アリナミン製薬さんのページに「忙しいあなたに場所を選ばず、超カンタン!瞬間ストレッチ」が紹介されています。首の左右・前後ストレッチ、手のひら上向きグー・パー・肩回し運動を試してみてください。簡単にできます。1時間に1度のストレッチで肩こり知らずになれることでしょう。
肩こりがひどい方の当院での治療
凝り感にも原因となっている筋肉があるので、その筋肉を特定した上でトリガーポイントマッサージやトリガーポイント鍼灸治療を行います。
また、頸椎や胸椎の歪みや姿勢の異常がある方には、矯正治療を行います。
治療の目安
症状がひどい場合は、週2~3回、軽度な症状の場合は、週1回程度が目安です。
ほとんどの方が、1~2ヶ月で症状が改善します。